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御﨑神社のウバメの老樹を伐採

2010年5月22日
写真:造園業者らの手で伐採される御﨑神社の「ウバメの老樹」

0522②.jpg 衰弱が進んでいた美浜町和田、 御﨑神社の県指定文化財 (天然記念物)、 ウバメガシの老樹が21日、 伐採された。
 
 文化財指定を受けている老樹は社殿わきに2本あり、 神社が別の場所から遷座された859年、 庭木として数百本が植えられたと伝えられており、 樹齢はいずれも1150年以上とみられている。 伐採されたのは南北に並ぶ2本のうちの南側の木。 台風の高潮による塩害を受けた6、 7年前、 樹木医が診察したときにはすでに根が腐って木が傾いており、 平成17年度から昨年度まで計約190万円をかけて対策と治療を続けてきた。 1年前には末期症状の木食い虫被害が確認され、 樹木医は 「今後の回復はほぼ不可能」 と診断。 町文化財保護審議委員会と神社総代会が協議の結果、 伐採することに決まった。
 
 この日は造園業者ら3人が朝から支柱の丸太を外し、 枝を切り、 上から数段階に分けてチェーンソーで伐採。 作業を見守った総代会の入江庄次代表 (63) は 「樹齢1000年以上という地域の宝物もこうなってしまっては、 そのままにしておくのも忍びない。 なくなってしまうのは寂しいが、 仕方がないですね」 と話していた。

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