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理容甲子園で前田さん最優秀賞

2010年5月18日
写真:作品を手に最優秀の前田さん㊥と敢闘賞の酒井さん㊧、内海さん

0518②.jpg 中高生が技術や感性を競い合う県理容生活同業組合の 「第1回理容甲子園」 が16日にわかやまマリーナシティ内わかやま館で開かれ、 日高高校定時制1年生の前田恵奈さん(16)=御坊市=が見事最優秀賞を受賞した。 全国初の試みだったが、 レベルの高い争いに大いに盛り上がった。
 
 理容業界の後継者育成事業の一環として初開催。 県内の中学生から専門学校生まで15人が出場した。 カラーリングやカットなどあらかじめ下準備した人形のウイッグに、 30分の制限時間でスタイルを完成させるコンテストで、 組合役員3人の審査と会場に訪れた一般客50人の投票の総合評価で決定。 出場者はドライヤーやアイロン、 ワックスなどを手際よく使い、 個性豊かな創作に取り組んだ。
 
 前田さんは髪全体をサイドにまとめ、 逆サイドはピンクとオレンジ色のリボンをスプレーとヘアピンでジグザグに張りつけて遊び心いっぱいに表現。 「マドンナ」 をイメージし、 おしゃれで斬新なスタイルに仕上げた。 出来は 「100点満点」 と満足しながらも 「まさか、 最優秀になるなんて思ってなかったので本当にびっくり。 今まで頑張ってきてよかった。 この大会に出てみて、 将来髪をさわる仕事がしたいという気持ちが強くなった」 と喜びいっぱいに話していた。
 
 友人らと昨年秋から地元の 「阪本理容」 =市内湯川町富安=で特訓スタート。 学校行事などで思うように練習時間はとれなかったが、 プロのアドバイスを受けながら技術を身につけてきた。 同じく阪本理容で一緒に練習に励んだ酒井利代さん (紀央館1年)、 内海莉伊菜さん (南部1年) も敢闘賞を受賞。 酒井さんは 「緊張したけど、 練習よりも上手にできた」、 内海さんは 「本番10分前にスタイルを変更したので自信はなかったが、 入賞できてうれしい」 と仲良く笑顔。 3人の指導にあたった阪本克明店主 (73) も 「本当にみんなよく頑張った。 最高です」 とたたえていた。
 
 審査員を務めた組織部長の糸田泰典さん (TOKOYAno糸田店主) は 「最優秀の作品は、 センスのよさと技術の細かさがそろっており、 プロから見ても評価できたし、 一般の投票も多かった。 また全体的に我々が思っていた以上に高レベルで、 プロ顔負けの技が見られた。 発想の柔軟性などかなり勉強になり、 大変意義深い大会となったのでは。 これを機にこの学生の中から未来の理容師が誕生してくれることを願っています」 と講評していた。

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