印南町で幼保一元化施設計画を進めている和歌山市吉礼の社会福祉法人「しょうぶ保育園(木村正直園長)」は、24日に施工業者の入札を行い7月にも着工する。町内の幼稚園、保育園を統合してできる日高地方初の民設民営の施設。建設とともに保育内容やサービス面で町と協議を進め、23年4月の開園を目指す。
場所はかえるの里地内の空き地。敷地面積は8580・13平方㍍、建物の延べ床面積は1637・5平方㍍、鉄骨平屋。印南町のシンボル「かえる」の子ども「おたまじゃくし」をイメージして、グラウンドを覆うように弧を描く形で建設する。
施設は0、1歳児と2歳児が1室ずつ、3歳、4歳、5歳児が2室ずつのほか、調理室、遊戯室、子育て支援室など。グラウンドには遊具や砂場を整備。子どもの安全面を考慮し職員室から教室、グラウンドが見渡せるようにする。また環境にも配慮し、太陽光発電システムを取り入れる。
年齢ごとの保育人数は協議中だが、全体で180人を計画。保育時間は長時間が午前9時から午後5時、短時間が午前9時から午後2時で検討しているが、遠方の園児の帰宅時間が遅くなることなどから現在も協議中。その他のサービスでは一時保育、障害児保育、延長・預かり保育、子育て支援事業、完全給食、3歳児以上の通園バスなど、保護者らでつくる開園準備委員会も交えて検討を進めている。保育料については民設民営にしたことで削減できた分などを活用し、現行の半額程度を目指している。
今後町では開園に向け、秋から園児募集を始めるとともに、園名なども募っていく。