市ふれあいセンター(藤川光義理事長)の理事会は11日に市役所で開かれ、平成21年度の収支決算報告が行われた。それによるとJR御坊駅前駐車場の収入は6年連続の減少で、平成7年度のピークに比べると約半分にまで落ち込んでいる。要因は高速料金値下げなどに伴うマイカー利用の増加で、同駅の利用者が減ったための影響とみられる。センター職員は歯止めがかからない減収に頭を悩ませている。
駅前駐車場の21年度収入は1880万8210円で、 前年度比94万4000円 (4・8%) の減少。 自動車、 バイク、 自転車を合わせた利用総数も2万887台で、 前年度より1579台 (7%) 減った。 駐車場の利用方法は1カ月または1年契約の定期預かりと1日の一時預かりがあり、 定期の方は平成20年度から周辺の民間経営の駐車場並みに利用料金を安くしたため、 利用者減を若干食い止めることができている。 しかし、 一時預かりの利用は減る一方。 センターでは 「御坊駅の利用者自体が毎年1万人から2万人減っている影響が出ている。 利用料金をこれ以上安くしても収入アップは見込めないので値下げは考えていない。 定期預かりは個人との契約となっているが、 今後、 例えば会社全体で利用してもらうとか大口契約も検討したい」 と話している。
センターは駅前駐車場以外に野口のオートキャンプ場、 ゴルフ場、 塩屋の総合運動公園などを管理しているが、 ほとんどが赤字運営で、 その赤字分を駅前駐車場の収入で補てんしているような運営状況。 いってみれば稼ぎ頭の駅前駐車場の減収はセンター全体の運営にも大きな影響を与えている。 21年度のセンター全体の赤字額は36万7868円で、 前年度と比べると減少はしたが、 それは人件費をカットしたためで、 今後も駅前駐車場の減収が続くようならセンターの存続問題にもかかわってきそうだ。