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県が工業製品の販促行動計画策定

2010年4月25日

 県内の優れた技術や製品の販路開拓、 販売促進を進めるため、 県は工業製品では初めての販促戦略アクションプログラムをまとめた。 ニューヨーク国際ギフトフェアなど海外への進出を重点に、 国内では東大阪や堺など製造業の盛んな地域での展示商談会等を推進。 ロボットや化学の新技術創造による 「売れる商品」 開発とあわせ、 世界に向けて 「ものづくり王国和歌山」 をアピールしていく。

 中小、 零細企業がほとんどの和歌山県には、 「オンリーワン」 や規模の小さい隙間市場で圧倒的シェアを誇る 「ニッチトップ」 の技術・製品を有する企業も多く、 国内市場の縮小と経済のグローバル化が進むなか、 販路開拓のための情報発信が大きな課題となっている。 県は工業製品分野の直接的な販売促進活動を支援するため、 初めてアクションプログラムを策定した。
 
 海外向けの販売戦略では、 ▽業界・出展地域を絞り込んだ専門的な展示会への集団出展▽海外専門展示会への出展支援▽海外での商談会への参加▽海外バイヤーの招へい▽輸出促進セミナーの開催―などがあり、 専門的展示会への出展としては、 北米最大規模のギフト見本市であるニューヨーク国際ギフトフェアへの集団出展を計画。 8月に夏展、 来年1~2月に冬展が予定されており、 同様に来年1月にはドイツのケルンで開催される国際家具見本市への出展も計画している。
 
 国内の販売戦略では、 ▽大企業やものづくりの盛んな地域での展示商談会の開催▽専門的な国内展示会への出展▽インターネットを活用した県内企業の情報発信など。 大企業での商談会はパナソニックやトヨタ自動車などに出向き、 機械金属、 電気・電子等の企業が独自の技術や製品をアピールし、 ものづくりの盛んな地域での商談会は東大阪市や堺市などが考えられ、 新たな取引先の開拓を支援する。
 
 仁坂吉伸知事は 「工業製品の販売は世界的な景況に大きく左右されるが、 上がったり下がったりする景気のなかで、 上がったときに売れるいいものがないといけない。 和歌山には世界に誇る技術や製品がいっぱいある。 海外に出かけてアピールすれば、 世界の人の目にふれて大ブレイクする可能性もある」 と話している。

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