美浜町の陸上自衛隊和歌山駐屯地が25日に行う創立48周年記念行事の装備車両パレードは、 反戦平和を訴える市民団体から中止の申し入れがあったが、 予定通り実施する。
記念行事は、 自衛隊の活動を地域住民にPRし、 自衛隊に対する親近感を持ってもらうことを目的に毎年、 駐屯地内で実施。 ことしは初めて敷地外の一般道で装備車両の観閲行進を行い、 午前11時から水際地雷敷設車、 工作車、 軽装甲機動車等16台の車両が役場前の県道を行進する。
これに対し、 平和を考えるつどい実行委員会 (谷口幸男委員長) が21日、 「私たちのふるさとを軍事的な地域に変えていくことに、 心から不安を覚える」 としてパレードの中止を求める文書を提出したが、 駐屯地は 「駐屯地はなにぶん手狭であり、 申し入れは真摯に受け止め、 あくまで自衛隊活動のPR、 駐屯地を支え育てていただいている地域への感謝を込めての行事として、 予定通り実施させていただきます」 と話している。
入江勉町長は 「町の広報を配布した際、 駐屯地の要望を受けて告知ビラを挟んだが、 そのビラに戦車のような砲台つき車両の写真が印刷されていたのが住民感情を刺激したのでは。 私からはパレードは砲台つきの車両を除き、 駐屯地に配備されている車両のみで行うよう要望し、 それは受け入れてもらえた」 と話している。