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みなべの梅が過去最低の着果状況

2010年4月23日
写真:不作が予想される南高梅

0423⑤.jpg ことしの梅の作柄が全国的に不作傾向の見通しとなっていることが、 関係者らの話で分かった。 日本園芸農業協同組合連合会では 「天候不順が影響し、 全国の収穫量は平年の8割程度ではないか」 と予想している。 みなべ町などでは来月末ごろから収穫が始まるが、 生産者らは 「着果状況は平年に比べてかなり低調。 この時期、 ことしほど果実数が少ない年はいままで記憶にない」 と話している。

 日本園芸農業協同組合連合会によると、ことしは開花時期の天候不順で全国的にも不作傾向とみられる。3月に発生した凍傷の被害も、県内だけでなく鹿児島県などでもみられたという。中国産も不作傾向とされ、主力品種の青竹は平年の3~4割減とみられている。
 
 日高地方でも不作の見通しで、今月7日に日高果樹技術者協議会が主産地のみなべ町と印南町で実施した着果調査の結果では、過去6年間の平均比は58%、前年比は63%となった。現在の方法で調査を始めた平成12年以来最低の数字。収穫量は今後の生理落果や果実肥大に左右されるが、生産者からは「不作は免れない」という声も上がっている。一方、価格の予想では「不況で高い商品が売れない時代。一次加工した梅干しの在庫も多い。不作が価格にどれだけ反映されるのか」という不安の声も。
 
 農林水産省が平成20年に公表した統計では、全国の出荷量は10万3600㌧。うち県内が6万7600㌧で約6割を占めており、みなべ町はその半分近い約3万㌧となっている。

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