御坊署は22日、 振り込め詐欺 (架空請求) を未然に防いだとして、 前三尾郵便局長の片山喜代美さん (52) =美浜町三尾=に署長感謝状を贈呈する。
同署によると、 3月19日、 同郵便局にお年寄り (女性) が訪れ、 片山さんに 「羽毛布団の代金を振り込みたい」「20数年前に買った羽毛布団の未払金を半額にしてもらった」などと話した。片山さんは振り込め詐欺ではないかと直感、詳しく話を聞いてみると、2月初旬ごろ、女性宅へクレジット会社から「羽毛布団の代金が一部未払いになっている」と電話があり、女性は身に覚えがないものの「半額の1万2000円にしてあげる」ともちかけられ、いったん支払いを承諾。郵便局を訪れた日、クレジット会社から郵送で督促状が届き、「3日以内に振り込まなければ人を差し向ける。交通費、宿泊費も請求する」という内容だったため、あわてて振り込みに来たということだった。
片山さんは、女性に届いた書面の内容を確認。その内容が粗雑なものだったため疑いを深め、クレジット会社について調査したところ、実在しないことが分かったため、 振り込みをせず警察に通報するよう勧めた。
贈呈式は午前10時から同署署長室で行われる。