「家庭の食卓に梅干しを使った料理を」 と、 みなべ町婦人団体連絡協議会 (廣田賀津子会長) はこのほど南部町公民館で初の梅料理講習会を開いた。 会員18人と町内の小学6年生12人が参加し、 アジの梅肉巻き揚げなど7品に挑戦した。 廣田会長は 「若い世代にも梅干しを食べてもらいたい。 少しでも梅の消費が拡大すれば」 と話していた。
近年の不況などに伴って梅の消費は低迷しており、 ピークの平成14年には1世帯当たり1053㌘の消費量だったが、 その後は下降傾向で20年には約3割減の778㌘となっている。 特に若い世代の消費が少なくなっているという。 同協議会では 「少しでも消費拡大に貢献したい。 まずは町内の家庭でも梅料理を普及させ、 健康にいい梅を若者にも食べてもらおう」 と今回講習会を開いた。
講師は梅料理研究会 (岩本直子会長) のメンバー4人。 「アジの梅肉巻き揚げ」 「さつまいもの梅肉揚げ」 「カボチャの梅煮」 などに挑戦した。 農家で構成する紀州みなべ梅干生産者協議会から提供された梅干し3㌔を使用。 果肉をペースト状にすりつぶした梅びしおを料理に加えた。 それぞれのメニューの作り方を説明したあと、 子どもと大人が一緒になって調理。 約1時間半で7品を完成させた。 早速試食し、 子どもたちから 「梅干しは家では食べないけど、 こんな料理にするととてもおいしく食べられる」 との意見や、 「梅干しを使った料理方法がよく分かった。 健康食の梅を家庭でも活用したい」 という会員らの声も聞かれた。 清川小学校6年の久保陽美さんは 「梅干しを使って料理をするのはとても楽しかった」 と話していた。 婦人団体連絡協議会の廣田会長は 「小学生の通学合宿などでも夕食に梅料理を活用すれば、 子どもたちに伝えることができる」、 料理研究会の岩本会長は 「今回は手軽にできる料理を選んだ。 子どものうちから毎日梅を食べて健康で過ごしてもらいたい」 と話していた。