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印南町の紀州ファスナーが御坊へ新工場

2010年4月14日

 印南町古井52―1、産業用ナット類等製造の紀州ファスナー工業㈱(中江良一代表取締役社長)は、市内塩屋町北塩屋の御坊工業団地に新工場を増設することが決まり、16日に県と立地協定調印式、市と環境保全協定締結式を行う。同団地には3社目の企業進出で、平成23年中に着工、24年1月から操業開始。雇用人数は3年間で延べ20人を予定している。

 紀州ファスナーは昭和53年1月に設立。資本金は3000万円。年間の売り上げは平成20年度で32億3400万円。主に自動車用、建築用に供給される金属製締結部品やナットを製造しており、高品質の製品が高い信頼を得て業績を伸ばしている。平成19年には「元気なものづくり300社」に選ばれ、20年には「グッドカンパニー大賞優良企業賞」を受賞している。新工場は生産体制の規模拡大を図るのが目的で、敷地面積6万1000平方㍍。土地購入費や建設費用など合わせて約16億円を投資する。雇用は操業開始の24年に10人、25年に5人、26年に5人を新規採用する。市は固定資産税などの詳細を公表していないが、厳しい財政状況の中でありがたい税収アップとなる。
 
 御坊工業団地には平成7年の和歌山精器㈱、昨年の恵和㈱に続く進出。同団地の総面積27万1000平方㍍のうち紀州ファスナーを含めた利用面積は19万2300平方㍍(71%)。残りは7万8700㍍(29%)の2区画で、完売までもうひと踏ん張り。柏木征夫市長は「工場進出は喜びに堪えないところであり、仁坂吉伸知事の尽力や二階俊博代議士の支援に厚く御礼申し上げたい。今回の進出についても地域経済の活性化や雇用機会の創出など極めて大きな意義がある。今後も県と連携を密にしながらトップセールスを含めた企業誘致活動を積極的に展開していきたい」とコメントしている。

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