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ハローワーク御坊 高校生の就職内定率100%

2010年4月28日

 御坊公共職業安定所 (漁野拓弘所長) は、 今春卒業した高校生の3月末就職状況をまとめた。 求人は例年以上に出足が鈍く、 生徒や保護者らにとっては不安を抱えたままの就職戦線幕開けとなったが、 年度末には希望者の100% (縁故採用等は除く) が就職先を決定し、 新社会人としての道を歩み始めた。

 同安定所管内高校 (日高、 紀央館、 日高中津分校、 国際開洋第二、 日高定時制) の卒業生の中で就職希望者は128人、 うち公務員や縁故採用ではなく学校や安定所の紹介を希望したのは69人 (男子34人、 女子35人) だった。 企業側は不況の影響を受けて求人を控えたり、 例年より求人数を減らすなど低調ムードが続き、 最終的には82人 (46件) と求人倍率は1・19倍にまでなったが、 「職業選択の幅が狭い」 「志望する職種がない」 など苦戦を強いられる高校生が多かった。 中でも事務職を希望する女子は、 ほとんどが販売業やサービス業にまで幅を広げて内定確保に奔走。 就職をあきらめて専門学校や大学などへの進学を選んだ生徒もいたが、 11月からは 「高卒ジョブサポーター」 を配置し、 面談などを通して生徒や保護者に危機意識を促してきた。
 
 内定先は生産工程・労務・製造業が最も多く35人、 次いでサービス業、 販売業。 約9割が地元を含む県内企業への就職となった。 県内全体の内定率は93・9%、 最低は新宮安定所管内で87・2%。 100%となったのは御坊のみで、 同所では「地域の企業の協力のおかげと、 学校との密な連携が実を結んだのでは。 ただし今後は就いた職にどれだけ定着できるかどうかが課題となってくるので、 新社会人となった皆さんには頑張ってもらいたい」 と話し、 「本年度もまだまだ厳しい状況が続くと思われるので、 就職を考えている3年生と保護者の方は、 危機感を持って早めの取り組みを心掛けてもらいたい」 と呼びかけている。

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