和歌山市に本社のある写真処理機大手、 ノーリツ鋼機㈱は19日、 茶山幸彦社長 (62) が取締役相談役に退き、 後任の新代表取締役社長に御坊市出身の西本博嗣専務 (39) が4月1日付で昇格する人事を発表した。 西本専務は創業者西本貫一氏の女婿で、 御坊中学校、 日高高校から近畿大学商経学部を卒業。 平成5年に入社、 18年にいったん退社し、 関連企業の取締役、 社長を務めていた。
同社の発表によると、 ことし3月期の連結業績予想で2期連続の大幅な損益を見込むなど業績が悪化し、 これらの経営責任を明確にするとともに、 来期の業績回復にめどが立ったこと、 経営改善を期すための体制刷新のため、 茶山社長の退任が決定。 西本専務が新社長、 茶山氏は取締役相談役に就任する異動が19日の取締役会で決議された。
西本専務の旧姓は土屋。 日高高校時代はバスケット部に所属、 キャプテンとして活躍した。 ノーリツは18年12月でいったん退社し、 19年1月には西本興産㈱取締役に就任、 同年4月からはミックスライティング㈱の社長 (現任) となり、 20年4月からは西本興産専務取締役、 21年4月からはNKリレーションズ㈱代表取締役社長 (現任)。 12月からノーリツ鋼機代表取締役専務を務めている。
ノーリツ鋼機は高精細デジタル写真プリンター、 ドライミニラボシリーズなどQSS (クイックサービスシステム) を中心とした写真処理機器、 周辺機器を手がける国内トップメーカー。 創業は昭和26年6月、 資本金は70億2530万円。 社員数は昨年9月末時点で937人。 本社は和歌山市梅原で、 海外は中国、 ブラジルに工場、 モスクワに事務所があり、 アメリカ、 カナダ、 ブラジル、 メキシコ、 イギリス、 ドイツ、 フランス、 オーストラリア、 ロシアなど世界中に現地法人を展開している。 東証・大証1部上場。