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中学軟式野球 日高オールスターズが県大会へ

2010年3月21日
写真:7回無死2、3塁から鳥居が逆転サヨナラ打

0321③.jpg 夏に神奈川県の横浜スタジアムで開催される第27回全日本少年軟式野球大会に向けての第6回日高地方予選は20日、日高川町の南山球場で行われ、日高地方中学生選抜「日高オールスターズ」が、クラブチーム「和歌山Ⅲ(スリー)アローズ」に劇的な7回逆転サヨナラ勝ちをおさめた。オールスターズは3年連続の白星で、通算5勝目。4月10、11の両日に貴志川スポーツ公園野球場で開かれる県大会進出を決めた。

 1点を追う日高オールスターズは、最終7回。先頭・弓場がしぶとく粘って四球を選ぶと、続く谷津田は2球連続バント失敗のあと、ものの見事に左越えへはじき返した。この無死2、3塁の逆転サヨナラ機に打席に立ったのは、途中出場の鳥居。ベンチから送られた「思い切っていけ」の指示通り強振すると、打球はあっという間に中堅後方を襲い、一気に2者が生還。手に汗握る接戦に終止符を打った。
 
 序盤はなかなか相手投手を打ち崩せず、初安打は5回2死からの谷津田が放った左翼線2塁打。6回には山本が左前打したものの無得点に終わり、敗色漂う最終回の攻撃だった。高野勉監督は「選手たちには最後まであきらめない、強い気持ちがあった。みんなでつなぐ野球ができた。涙が出てきそう」と喜びいっぱいに話した。
 
 日高オールスターズの先発・安井は4回に2連続長短打で先制を許したが、3回3分の0を1失点とまずまずの投球。4回無死1塁のピンチにマウンドに上がった左腕・高川は後続を難なく打ち取ると、7回まで失策と死球の走者を背負っただけで追加点を与えず、劇的なサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
 
 県大会は昨年、初戦敗退。高野監督は「きょうのように粘り強い試合をしてほしい」と話し、ミラクル再現を期待していた。

 和歌山Ⅲアローズは4回、無死から阪口が右中間を破る会心の3塁打。続く楠岡が右前へポトリと落ちる適時打を放ち、1点を先制した。先発・楠岡は切れのいい速球を武器に6回まで2安打無失点の快投を見せたが、7回無死2、3塁の場面で無念の降板。2番手・濱は交代直後、痛恨の一打を浴び、万事休した。3年ぶり県大会出場へあと一歩のところまで迫ったが、わずかに及ばなかった。

和歌山Ⅲアローズ
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日高オールスターズ
 

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