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高速4車線化 仁坂知事が前原大臣発言に反論

2010年3月14日
写真:仁坂知事

0314①.jpg 12日閣議決定された道路整備事業財政特別措置法改正案に関し、 前原誠司国土交通大臣が同日の記者会見で御坊―南紀田辺間の4車線化を名指しのうえ、「やる意味がまったく分からない」と凍結解除に難色を示したことに対し、仁坂吉伸知事は「甚だ遺憾」とコメント。同区間は交通量が多く、 重大事故も発生していると反論、あらためて早期整備の必要性を訴えた。

 改正案は、 高速道路の上限1000円割引などのために確保した原資3兆円の一部を新規の高速道路整備に転用できるようにする内容。 これにより、 政権交代後の本年度第1次補正予算の執行見直しで事業凍結された阪和道御坊―南紀田辺間など全国6区間の4車線化は、 復活の可能性が高まった。しかし、前原大臣は閣議決定直後の会見で、 6月には凍結解除区間等を発表する方針を示しながらも、「6区間全部やるのは難しい。渋滞や事故を精査することになる。 たとえば、(早期整備が困難な)ネガティブリストで1つだけ例を挙げると、阪和道の御坊―白浜。これ、和歌山から御坊が2車線のままで、 そこが混んでいるのは分かるが、 そこから先をやるって意味がまったく分からない」とコメント。さらに 「国幹審で決めたことだから将来的にはやるが、 道路の渋滞、 ニーズがあって事故が頻発しているなどさまざまな要件を満たしているところを優先する」 と述べ、 和歌山県には冷や水を浴びせた形となった。
 
 これに対し、 仁坂知事は 「明るい兆しが見えたと思った矢先の発言で、 早期事業着手を待望してきた和歌山県にとって甚だ遺憾」 とコメント。「海南―南紀田辺間は全国の2車線区間の中でも1、 2を争うほど渋滞の多い区間であるし、 他の4車線化検討区間と比べてもさまざまな指標から見て優先度が高いと思われ、 事業可能なところから4車線化をお願いしている。 御坊―南紀田辺は1万台を超える通行量があり、 正面衝突など重大な交通事故が発生している」 と4車線化の必要性を訴えた。

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