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日高病院に認知症疾患医療センター

2010年3月 7日

 市内の日高病院はこのほど、県から事業委託を受けて精神科病棟内に県内で初めてとなる「認知症疾患医療センター」を開設した。介護問題の大きなウエートを占める認知症の対策へ、専門的な医療相談をメーンに診断や治療方針の選定を行うほか、医療・福祉関係者ら官民のつながりを深めるための認知症疾患医療連携協議会も開催していく。

 県はかねて認知症疾患医療センターの開設先を探していたが、日高病院が「高齢化社会に伴った認知症の患者が増えている。家族らの助けになりたい」と積極的に手を上げた。県内では唯一の開設で、日高地方だけでなく県内全域を対象とした医療機関の位置づけとなる。

 センターの主な事業内容は専門医療相談で、精神保健福祉士を配置して認知症の本人、家族、保健所、行政などからさまざまな相談を無料で受け付ける。時間は午前8時半からで、月から金曜日が午後5時まで、土曜日が正午まで。電話、来所ともOK。専用ダイヤルは℡24-1802。このほか、予約制で診断や治療方針の選定、入院先の紹介、合併症への対応も行う。官民でつくる認知症疾患医療連携協議会の第1回会議は11日午後1時半から同病院で開催。医療・福祉関係者らがそれぞれの役割を確認する。また、午後3時からはかかりつけ医への知識向上を図ろうと研修会も開く。認知症についてはだれにも相談できず困っている家族が多くいるとされており、センターの開設が朗報となりそうだ。

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