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一日一日を大切に

2010年3月 7日

 春が感じられるきょうのよき日に...。去る1日、紀央館高校で卒業式が行われ、取材した。小山宣樹校長が193人の卒業生に卒業証書を授与。以前に取材などで知っている生徒の名前が呼ばれるのを聞くたび「早いもんだな」と感じた。
 
 小山校長の式辞のなかに「皆さんは、これまで与えられたことを学ぶことが多かったと思います。そして、学んだことを先生から評価していただき、敷かれたレールの上を歩んできたのではないでしょうか」という言葉があった。学生時代と就職後を比べると、ハッとする思い。「きょうは何を取材しよう」にはじまり、自ら考え動かなければ何も始まらないことばかり。仕事に就き、漠然と感じていたストレスはそこにあったわけだ。
 
 バタフライ・エフェクト(蝶々効果)という初めて聞く話もあった。1972年、ローレンツ博士という人がアメリカで行った講演のタイトル「ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスの竜巻を引き起こすか」に表現が由来する比喩(ひゆ)。事典で調べると「カオス力学系において、通常なら無視してしまうような極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差になる現象のことを指す」とある。小山校長は「自分だけ頑張っても人々、地域、時代を動かすことはできない、そう考えるのではなく自分を信じ、こつこつと行うことが人々、地域、時代を動かすことにつながる」と話した。
 
 あす8日には、日高地方の中学校20校でも卒業式が行われ、825人が巣立つ。自分を信じ、こつこつ努力することが、夢への第一歩かな。年齢を重ねるにつれ「一年なんてあっという間」と口にしてしまう。未来へと羽ばたく子どもたちには充実した毎日を送ってもらいたい。  (笑)

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