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印南町「住み心地いい」7割

2010年3月 4日

 印南町の第5次長期総合計画策定委員会が、 町内全3141戸を対象に実施していた住民アンケートの結果がまとまった。 住み心地については自然環境の良さなどで約7割が 「まあまあ住みやすい」 と回答。 一方で 「働く場所がない」 「買い物、 通院が不便」 などの課題も浮き彫りになり、 また半数以上が 「町に誇りを感じない」 と答えた。 委員会では計画の参考にし 「『誇りが持てる町』 を重点に策定を進めたい」 と話している。

 2日に役場で開いた委員会で発表。アンケートは昨年12月に行い、1557戸(49・6%)から回収した。
 
 住み心地がいい以上に、「今後も暮らしたい」が約8割もあり、「安全な水道水」や「公害がない」「差別がない」などの評価が高いことが分かった。逆に住みにくい理由としては雇用や生活施設(病院など)が少ないなどで、このほか「幼稚園・学校教育」「災害対策」などの充実を求める声が多かった。
 
 「町に誇りを感じるか」の2択の問いには「はい」が約4割しかなく、この日の委員会では「誇りが持てる町」について意見が集中。「印南にはミニトマト、豆、花のほかいま取り組んでいる真妻わさびと、自慢できる作物がたくさんあるのでこの分野をもっと伸ばしていくべき」や「漁業面もイサキなど新鮮な魚があるので、販売ルートを考えていく必要がある」などが出た。また、企業誘致については「どうすれば来てもらえるのかを研究し、地場産業を生かした企業を誘致すべき」などの声があり、計画に反映させていく見通しとなった。
 
 長期総合計画は平成23~32年度の10年間の町の方向性を定めるもので、 22年12月の完成を目指している。

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