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働きながら介護の資格を取得しよう

2010年3月 4日

 景気低迷による就職難が続くなか、県は4月から介護サービス事業者等を対象に、新たな緊急雇用創出事業をスタートさせる。ハローワークを通じて介護事業所に就職した失業者らに対し、資格取得のための専門学校に通う学費とその間の人件費を県が支払う委託事業。御坊日高老人福祉施設事務組合もこれを活用し、特別養護老人ホームなど6施設で1人ずつ募集している。

 高齢者介護の仕事は不況のなかも求人はまだある方といわれているが、いわゆる「3K職」の1つで求職者側が敬遠し、ホームヘルパーや介護福祉士の資格取得を目指す人は減少傾向。施設等に就職しても離職する人が多く、県は失業者の雇用創出と介護資格取得者を増やすことを目的に、医療法人や社会福祉法人の介護サービス事業者に委託する。
 
 事業の内容は、ホームヘルパー2級と介護福祉士の2つの資格があり、事業者に採用された人は介護の仕事をしながら資格取得のための専門学校に通い、人件費と学費等は事業者を通じて県から支給されるシステム。介護福祉士は2年間(契約は1年間で更新、最長2年)、学校に通うことになり、実質は学生としての勉強がほとんどとなるが、学費だけでなく労働者としての賃金も支払われ、介護職を目指す失業者にとっては手厚い支援となる。
 
 御坊日高老人福祉施設事務組合は1日の議会定例会での予算案承認を受け、ハローワーク御坊と紀南福祉人材バンクを通じて介護福祉士資格コースのみを募集。美浜町三尾、日高川町和佐、みなべ町滝の3カ所にある特別養護老人ホーム(ときわ寮)とデイサービスセンターの計6施設で1人ずつ採用する。組合事務局は「介護福祉士資格を持つ人がいる職場は報酬面の加算が大きくなり、事業者側にとってもほしい人材です。福祉の仕事を考えておられる求職者の方はぜひチャレンジしてください」と話している。

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