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スタッフの情熱にも敬意

2010年3月 4日

 第9回県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会で7年ぶり2回目の優勝を飾った御坊市。選手、スタッフだけでなく多くのOB、OGたちもVゴールの瞬間は大喜びだった。
 
 第1回から9年連続で入賞。同様の記録は和歌山市と2チームだけで、本当に素晴らしい活躍を見せてくれている。強さにはいろいろと秘密があると思うが、やはり選手、スタッフ、保護者らチーム一丸となって一生懸命に取り組んでいるということが一番の勝因だと感じる。

 なかでも、とにかくスタッフが熱心。強豪チームはほとんどのところがオープン参加をしているが、御坊市はそうではない。大久保利彦監督に理由を聞いてみると「走れない悔しさも知ってもらいたいから」と話してくれた。「力がある子でも悔しい思いをしてこそ成長する」との考えで、選手たちのやる気と実力を伸ばしている。走力の優劣のみならず、メンタルな部分まで注意を払うなどきめの細かい育成方針。実際、「今年は走れてうれしかった」と充実感いっぱいに話す子どもが数人おり、成果は出ているようだった。

 年明け早々、練習の様子を見せてもらった。タイムトライアルの日だったが、スタートまで指導者たちはほとんど指示を出さない。レースまでに何をすればいいか、選手たちに一通り教えているのであとは自主性に任せるとのことだった。一発勝負に対する意識付けを練習から行っており、なるほど本番で強いはずと納得した。

 宿敵・和歌山市らを破った今年の御坊市チームは最高に素晴らしかった。優勝は選手たちの実力と努力の証し。それに情熱を持って指導してきたスタッフら関係者の尽力も忘れてはならず、敬意を表したい。     (賀)

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