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弥谷国道で大規模崩土

2010年3月 2日
写真:斜面が崩れ幅員10㍍の道路を完全にふさいだ

0302③.jpg 27日深夜、日高川町弥谷地内の国道424号で大規模崩土が発生。高さ30㍍、幅40㍍にわたって崩れ、土砂が2車線道路を完全にふさいだ。日高振興局では、26日の大雨で地盤が緩んだのが原因とみており、復旧作業を進めている。幸いケガ人はいなかったが、NTTの通信ケーブルが損傷し、日高町など県内の1万回線以上のインターネットが一時不通となるなど思わぬ影響も出た。

 現場は白馬トンネルから美山方面へ約2㌔で、午後11時50分ごろ、御坊署に設置している白馬トンネル異常通報装置が作動し、調査したところ斜面が崩れ、周辺が停電しているのを確認した。崩れた斜面は、モルタルを吹き付けて落石防止ネットも設置していた場所で、モルタルやネットごと崩壊。幅員10㍍の道路を完全に寸断し、土砂はガードレールを越えて数㍍下の川の手前まで落ちていた。土砂に巻き込まれた車はないとみられているが、有田川町方面から美山方面へ走っていた日高川町の男性運転の乗用車が土砂に乗り上げ、幸いケガはなかったもののタイヤをパンクするなどの被害があった。日高振興局は28日朝から測量や復旧作業を開始。早い段階で片側通行を目指しているが、規模が大きい上、撤去作業中も斜面上部から崩れてくるため慎重に進めており、どれくらいで復旧するかめどは立っていない。同国道は有田川町と結ぶ主要道路で、近くにう回路はなく、普段から利用しているドライバーはかなりの遠回りを余儀なくされている。

 崩土によりライフラインにも影響が出た。水道事業とは別に美山地区の一部が利用している谷水の水道管が破裂し、一部利用世帯が断水した。電線も切れたため日高川町や有田川町の1289世帯が一時停電したが、午前3時すぎに復旧した。NTTの高速通信ケーブルも損傷し、日高町や有田川町、湯浅町、橋本市、紀の川市など1万1545回線でインターネット(フレッツ光)が利用できなくなったが、28日午後3時半すぎに復旧した。日高振興局道路課では大雨の影響で地盤が緩んでいたのが原因とみており、「これからまだ雨が続くとみられているので、山間部を走行する時は十分注意してほしい」と呼びかけている。

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