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危険な自転車傘差し運転

2010年3月 2日

 車で走行中、前から自転車に乗った学生が向かってきた。その日は大雨に加え、自転車への向かい風が強く学生は片手に持った傘を盾のように前に向けて運転。少し嫌な予感がし、道も広くなかったので横を通り抜けてもらおうと10数㍍手前で止まった。学生は強い風を受けながらふらふら道の端に向かうと思ったら、そのまま筆者の車にぶつかった。車は完全に止まっていて自転車もほとんどスピードが出ていなかったため、ケガはなく自転車にも車にも傷がつかないくらいだったが、車を止めずに進んでいたらと思うといまでも怖くなる。
 
 傘差し運転は今回のように前が見えなくなるだけでなく、片手運転になるので突風でバランスを崩し車道に転んでしまったら大きな事故にもつながりかねない危険な行為。各都道府県の条例でも禁止されており、悪質な場合5万円以下の罰金となっている。それでも雨が降ればどうしても使ってしまうようで、一部だと思うが傘を差している姿をたまに見かける。

 そんな中、神奈川県の県立高校5校では、傘差し運転をなくそうと、 「中高生が着たくなるレインウエア」 をコンセプトにオリジナルの自転車用レインウエアを作った。生徒20人と市民らが意見を出し合いフードにつばをつけたり、袖口にファスナーを付けたりと機能性に優れており、 「動きやすい」 「雨にぬれない」と好評のようだ。
 
 傘差し運転は事故につながる危険な行為である以上、完全になくすべき。日高地方でも各校や市町が協力してこのような取り組みと徹底した指導、啓発を行っていくことが必要だ。 (城)

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