日高川町に続き、 日高町も脱退する方針を決めた市外3ケ町国民健康保険事務組合に関して、 美浜町議会が25日午後、 全員協議会を開き、 議会としては 「(残る御坊、 美浜の) 1市1町の組合存続は難しい」 と結論。 入江勉町長は出席しなかったが同じ考えで、 日高川と日高に続いて脱退、 全国唯一の国保事業の一部事務組合は解散となりそうだ。
関係課の税務課、 健康福祉課の職員も出席し、これまでの協議や視察の結果を踏まえて各議員が意見を述べ、現在の4つのまちの財政力と国から組合に下りる交付金に絡んだ損得勘定の意見も出たなか、「一部事務組合は加盟団体が多ければこそメリットもあるが...」「単独の方が議会で問題を議論しやすく、予算や決算も透明性が高まる」「単独なら健診事業もよりきめ細かく、ニーズに合わせて対応でき、医療費を抑制するための努力もしやすい」などと単独を望む声が圧倒的。慎重な検討を求める声もあったが、存続を主張する議員は1人もなかった。
柏木征夫市長は26日に定例記者会見を行い、 市外3ケ町国民健康保険事務組合の今後のあり方について 「日高と美浜の脱退方針が出た以上存続は無理だろう」 との見解を示した。 組合管理者の発言でもあり、 事実上の解散宣言といえそうだ。
さらに 「それぞれの自治体がメリットやデメリットを考えなければならない部分があり、 脱退はやむを得ない。 近く御坊、日高町、美浜町の首長で会合を開き、 最終的な判断を出したい。ただ、組合をつくって共同事務を行ってきたことは合理化の面で意義があったと考えている」と付け加えた。
今後は先に日高川町が脱退を予定している来年3月末をメドに組合解散の方向で協議していくことになりそうだ。 課題としては財産の分配、 組合職員の処遇などがある。