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作業所仲間の収入増へ新事業

2010年2月26日
写真:タオルをたたんで箱詰めする利用者ら(太陽作業所)

0226③.jpg 社会福祉法人太陽福祉会の知的障害者通所授産施設、太陽作業所と太陽川辺作業所は今月から新たな仕事として、葬儀の会葬者に配る礼品(粗供養品)のタオルの箱詰め作業と販売を開始した。地域の住民でつくる太陽福祉会を支える会の呼びかけで、市内の企業が中国からタオルと箱を輸入。すでに複数の葬儀業者との取引が決まっており、来月から本格的に販売がスタートする。

 両作業所では、障害者が職業技術を身につけ、社会で自立して生活できるようになることを目指し、地域の製造企業や行政団体から車の部品のゴムパッキンの仕上げ、軍足製造の一部工程、Tシャツ製造、使用済みペットボトルの分別などを受注している。

 今回、新たに受注したのは葬儀業者に納品する粗供養で、吸水力が高い人気のマイクロファイバー素材のタオル(2枚)をたたみ、箱に詰める作業。支える会の会長は市内の輸入業務も行う企業の代表で、この会長の会社がタオルと箱を中国から仕入れ、箱詰めと販売の仕事を両作業所に提供している。すでにメモリアルウエスト、日高葬祭の葬儀事業者2社が会葬者に配る粗供養品としてラインナップすることを決めているという。

 作業所に仕事を提供した企業によると、地域貢献の一環として会社としての儲けはなし。太陽作業所の日置幸施設長は「うちではこれまで個人の葬儀の粗供養として、『きなりふきん』という台所用品をオリジナルで製造・販売してきましたが、今回は他の業者の商品と肩を並べて、葬儀をされるご家族にカタログで紹介していただけるのがうれしいです」と大喜び。利益率も高く、売れれば作業所で働く仲間の工賃(収入)アップにもつながり、「今後はさらに販路を開拓することが課題です」と話している。

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