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鳥獣から農業者守れ!
2010年2月21日
「これまで対策にウン千万円を投入したが、頭数が減るどころか増えている。もはや技術的にも資金的にも限界...」。イノシシやシカ、サルなど有害鳥獣が農作物を食い荒らす被害が後を絶たない中、生産農家の悲痛な叫びである。先日、地元県議と農業士との意見交換会があり、農業士から有害鳥獣対策の強化、充実を求める強い要望が出たほか、対策のアイデアもいろいろと出ていた。 そんな中で興味深いと思ったのが、行政職員が狩猟免許を取得して実際に捕獲に乗り出すことだ。例えば「有害鳥獣対策課」でもつくってイノシシなどの被害防止を専門的に行う職員を配置。住民から被害報告があればすぐに駆けつけてオリやワナを仕掛けて捕獲。実際に鉄砲を持って山に入って仕留めたりもする。 行財政改革で「専門職員を配置する余裕はない」といわれそうだが、年々被害が深刻化して農業者の死活問題になっているのだから、それぐらいのことをしてもいいのではないか。新規採用しなくても山間部の自治体ならすでに結構狩猟免許を取得している職員もいる。とりあえず3年程度の試行期間を設けて年間の駆除頭数など成果を見るところからはじめてはどうだろう。実は高知県では1、2年前から専門職員を配置して対策を行っており、一定の成果を上げている。似たような話で日高川町は「環境警備隊」を発足させて民間を隊員に任命し、鳥獣駆除を行っている。しかし、日当5500円だからそれだけで生計を立てるわけにはいかない。つまり、専門職員の配置とは違い、集中的に駆除に当たれない。 意見交換会では冨安民浩県議会議長が「思い切ったことをしなければならない」と話していた。確かにその通り。なんとか鳥獣から農業者を守ってほしいと願う。 (吉) |
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