印南町は印南原簡易水道と切山簡易水道の統合に向け、 平成22年度当初予算に設計・測量費を計上する。 切山簡易水道施設・配管が老朽化する中、 統合後の印南原簡易水道事業の水源を日高川から切目川に変更することと町内の簡易水道の一本化が目的。 25年度末までの4カ年計画で、 26年度の切目川ダム完成に合わせて供用を開始する見通しだが、 ダムの進捗状況によっては遅らせる可能性もある。
切山簡易水道は切山地区の87戸に水道水を供給。 施設は昭和56年に建設、 配管は昭和45年に敷設と40年近く経過して老朽化が進んでおり、 かねて住民から改修を望む声が出ていた。
町では国の方針に従い、 町内の印南、 印南原、 切目川、 切山、 田ノ垣内、 上洞の6つの簡易水道の統合を目指しており、 印南原と切山から取り掛かる。 また切目川ダムの目的の一つである 「水道水の確保」 へ、 統合した印南原簡易水道の水源を日高川から切目川に変更する。 これにより印南地区を除く全地区の水道が切目川の水になる。
22年度当初予算には7400万円を計上。 23年度は切目川の水を古井で取水し印南原簡易水道へ送る配管、 24年度以降は印南原簡易水道と切山地区をつなぐ管と切山地区内の配管に取り掛かる。
工事完成までは現在の切山簡易水道施設と配管を使い、 水源を切目川に変更する際に新たな配管に切り替えるため、 供用開始には切目川ダムの完成が必要。 ダムは当初26年度の完成を目指していたが、 政権交代で国からの補助が減額され遅れる可能性があるため、 その場合ダムの完成に合わせて印南原と切山の統合工事も遅らせていく。
町内の簡易水道統合計画では、 今後切目川と田ノ垣内の施設を統合。 その後4施設となった簡易水道を集中管理システムで一括管理できるようにする。