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社会'美浜町>
バンクーバー五輪 三尾の移民経験者ら感慨深く
2010年2月16日
写真:和歌山放送アナウンサー㊧の取材を受ける小山さん(右は西浜さん)
三尾からカナダへの移住は明治21年に渡った先駆者、 工野儀兵衛による呼び寄せで集団移民が始まり、 アメリカとの国境近く、 リッチモンドのスティーブストンという港町で鮭漁を中心に生活。 現在、 三尾に住む小山ゆきえさん (93) はいまから70年前の昭和13年、 結婚したばかりの夫とスティーブストンへ渡り、 戦争中は海岸から200マイル以上離れた場所への強制移住を強いられるなど、 異国で時代の波にほんろうされながら、 戦後の21年に帰国した。 カナダではトロント市に息子が暮らしており、 今回のバンクーバー五輪には 「懐かしい気持ちでいっぱい。 カナダと日本の選手をテレビで応援します」 と笑顔をみせる。 同じく元カナダ移民の前出米市さん (88) も20歳でカナダへ渡り、 向こうで戦争を経験して小山さんと同じ戦後の引き揚げで帰国。 日本語学校の教師などをして暮らしたカナダを思い出し、 三尾とゆかりの深いまちの五輪開催に興奮しているという。 アメリカ村資料館長の西浜久計さん (83) も、 三尾生まれの義理の姉の慶子 (よしこ) さん (91) ら親類がリッチモンドに在住。 つい先日も慶子さんから電話があり、 「オリンピックが楽しみ。 日本人とカナダの選手に頑張ってほしい」 と話していたという。 西浜さんは 「三尾の移民はみんな、 いまの日本人が忘れたハングリー精神で強く生き抜いた。 今回のオリンピックだけでなく、 経済においてもいま一度、 日本人にはハングリー精神を思い出してほしい」 と話している。 |
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