美浜町の日の岬国民宿舎で11日、 県外からIターンで移り住んできた人と地元の人らの座談会が開かれ、 定年退職を機に引っ越してきた夫婦ら約30人が日高地方の魅力などについて語り合った。
NPO法人Iターン交流プラザが主催、 ことしで3回目の交流イベント。 はじめに紀州ビジネスクラブ副会長の小池佳史さん (57) が田舎暮らしビジネスの視点で見た日高の魅力をテーマに、 全国の2地域居住や田舎暮らしIターンの現状などについて説明、 「都会で長く生活した人は自然欠乏症、 田舎で暮らす人は逆に人ごみと喧騒のネオン欠乏症となり、 釣りやガーデニングも含めて"欠乏"が人に行動を起こさせる。 また、 海や川の水辺に生活の地を求めるのは人の本能。 そういう意味で山、 川、 海の自然に恵まれ、 大阪市内から2時間ほどの距離にある日高地方は人気が高い。 日高川町や印南町の行政も、 貸し農地など移住促進に力を入れてくれている」 と話した。
2年前に舞鶴から美浜町三尾へ来た女性は 「これまであちこち転々としてきましたが、 どこでも自分が暮らす地域がよくなればと思って、 地元の人たちとも積極的にかかわってきました。 三尾では廃校となった小学校の有効利用を住民で考えており、 いまは図書館づくりをしようと取り組んでいて、 毎日がとても充実して幸せです」、 奈良県から印南町印南原へ移り住んできた男性は 「ここにおられる皆さんは、 それぞれに夢を持って活動されてる素敵な方ばかり。 これからもおつき合いをお願いします」と話していた。