日高町と美浜町にまたがる日ノ山のふもとに風力発電施設が建設されることになり、7日、現地で工事の安全祈願祭が行われた。
工事名は「日の岬ウィンドパーク風車建設」。建築主、運営は土地所有者の日高観光㈱(御坊市、大杉達代表)と安藤建設㈱(本社・東京都)ら4社で出資のアドエコロジー㈱(八並修三代表)。二階俊博代議士、日高町の中善夫町長、美浜町の入江勉町長、地元選出4県議らも招き、工事の無事完成を祈願した。祭事終了後には日の岬国民宿舎に会場を移して直会(なおらい)が開かれ、八並代表は「この発電事業はビジネスよりも自然エネルギーを地域に還元していくことが重要と考え、 提案した。 地域との共生を第一に地球温暖化対策への役割を果たしていくことが計画をさらに発展させ、 地域貢献を具体化していくことになる」 と意欲を示した。
風車の建設地は、 日の岬国民宿舎北西約200㍍の日高町阿尾地内。県立自然公園内になるが、煙樹ケ浜から風車が見えないようにし、昨年暮れに県から開発の許可が下りた。風車は2000㌔㍗の1基(支柱高約80㍍、羽の長さ約40㍍、ドイツ製)を設置。8月末の完成を目指し、9月から関西電力㈱への売電を開始する。工事費は約7億円。施工は安藤建設㈱大阪支店。発電量は年間約600万㌔㍗、一般家庭約1400世帯分の電力をまかなうことができるとしている。