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古い体制に改革を

2010年2月 3日

 きょう3日は節分。日本では1年の無病息災を祈って豆をまくという風習がある。どうして豆をまくのだろうかと不思議に思い、ネットで調べてみたところ、「鬼(魔)の目を打つという意味で『魔目』、また『魔滅』に通じる」、「まめに暮らすように」といういわれがあると掲載されていた。このほかにもイワシを食べたり、恵方を向いて巻き寿司を丸かじりしたりする習わしもある。昔からの風習を調べてみるのもおもしろい▼しかし、実際に家庭で豆をまくというのは少ないと思う。小さな豆が家電の隅に入ってしまうのも厄介だし、床に落ちた豆を口にして食べるのも少し嫌な気がする。せいぜい年の数だけ食べるという家庭が多いのではなかろうか。こうしてみてみると伝統的な日本文化が正しい形で現代に伝わっていないことになる。正月にもちをつくという風習についても同じこと。いまではうすやきね自体が珍しくなったし、もちつきの機械すらないという家庭が大半。現代はもちつきはせず、スーパーなどでもちを購入することが一般的になった。古来から伝わる習わしも時代に合った形に変化しなければ、家庭に受け入れられて引き継がれることはないのだろう。それはやむを得ないことかもしれない▼いま、相撲界が横綱朝青龍の問題で揺れている。当初は「マネジャーを殴った」と報じられていたが、「殴ったのは一般人だった」と一転。関係者の証言内容にも一貫性を感じることができず、そこには昔からの閉ざされた体質が見え隠れする。過去からの風習を重んじるだけでは、世間に受け入れられない場合もある。理事に当選した貴乃花親方に改革を期待したい。    (雄)

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