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青梅貯蔵の最適温は8~10度

2010年2月11日
写真:青梅の劣化と温度の関係を研究

0211⑥.jpg 収穫後の梅は8~10度程度の温度で貯蔵すると品質の低下が少ないことが、 県立うめ研究所の実験で分かった。 実験では、 高温になるほど品質低下が進んでリンゴ酸などの機能性成分の減少がみられ、 逆に6度以下だと果実が陥没する低温障害が発生した。 青梅の流通過程での鮮度保持へ貴重な参考データになるという。

 収穫後の梅の果実の黄化や軟化などの劣化には、 果実から出るエチレンという気体が関係している。 エチレンの発生量は温度が高いほど多く、 収穫後の保存温度が日持ちに大きく影響している。
 
 同研究所は段ボール箱に梅の果実を入れ、 外観上劣化した果実が20%に達する日数と貯蔵温度の関係を3年間にわたって調べ、 データをまとめた。 20度では8~9日で劣化したが、 10度では3倍の25~27日。 8度でも24日と、 劣化するまでの日にちが長かった。 機能性成分のリンゴ酸やソルビトールの含有量の減少についても、 20度に比べて低温の8~10度の方が緩やかだった。 クエン酸とポリフェノールは、 温度変化による減少はみられなかった。 同研究所では 「青梅を保存する場合の温度設定の参考になる」 と話している。

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