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御坊小児童数 来年度500人切る

2010年2月20日

 日高地方最大規模の御坊小学校 (山本弘士校長) の児童数が、 来年度から500人を切ることが分かった。 戦後には県内一、 全国3番目にもなったかつてのマンモス校も少子化の流れには逆らえず、 自慢の大きな運動場は子どもたちが場所の取り合いで争うこともなくなり、何となく寂しい光景となっている。
 
 明治6年、 日高地方では最も古い 「藤薗小学校」 として開校。 昭和19年ごろ、 疎開により児童数が増えはじめ、 34年には2764人 (1学年10学級程度) と県内一のマンモス校となった。 山本校長 (57) はちょうど当時の児童で、「そのときの校長が、 御坊小は全国3番目に大きな学校だと話していたのを覚えています」 と振り返るが、 その後児童数は減少傾向に転じ、 37年に2000人、 61年に1000人を割った。
 
 平成に入ってからも流れは変わらず本年度は500人。 卒業生に入れ替わり、 この4月に入学する新1年生は60人 (予定) で、 来年度は全児童数が470人となり、 ピーク時の約6分の1、 1学年の人数ほどとなる。 ここ数年の市の出生数は年間200人前後で、 市内6校に割り当てて考えると、 今後はよほどのことがない限り500人のラインを超えることはなさそう。
 
 現在、 1学年2学級から3学級で、 来年度以降は2学級が主流となる見通し。 その分空き教室が増え、北校舎にはすでに通常教室として利用している部屋はなく、南校舎も各学年に1教室ずつ 「物品置き部屋」を配置できるほど、 教室の余裕がある。 考え方によっては少人数授業の際に使えるなどメリットもあるが、山本校長は「私が児童のときは学校に入りきらなくて、 近くの建物で授業を受けたこともあるのに、さみしい限り。御坊に大きな企業が来るなど、 何か人口が増えることがない限り、 各学年1学級ずつということもありえるでしょう。 将来的には統合も必要となってくるのでは」と話している。

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