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印南町'社会>
真妻わさびの復興事業着々
2010年1月29日
写真:切目川中跡地で進められている栽培場整備
県のふるさと雇用再生特別基金を受けて行っている事業。昨年から同社が印南町民2人を雇用し、栽培場整備をスタートさせた。 計画では中学校跡地のうち約200平方㍍にボックス40箱を設置し、真妻系統のわさびを中心に640本定植。わさびと同時に㈱石橋石油が町内で生産しているシイタケの菌床を使ってシイタケ栽培も進めていく予定で、わさびに使った地下水をシイタケ用のビニールハウスに回し、冷却用として再利用する。わさびは定植から2年程度、シイタケは数週間後に収穫できる見通しとなっている。事業は3年間だが、その後も第三セクターなどを立ち上げたりして継続していくことを検討している。 現在は中学校跡地で整備作業が進んでおり、シイタケ用のビニールハウスが完成、わさびのボックス設置に取り掛かっている。今後はわさび栽培場に遮光ネットを取り付けたり、ビニールハウスとつなぐ配管整備などを行っていく。 真妻わさびは明治時代から川又地区で栽培が始まり、従来のものより辛みが強く風味豊か。「真妻わさび」の名はわさびの代名詞と言われるほど全国的に有名になり、昭和30年代には静岡県にも分根された。一方、収穫できるまで3年かかることや沢で栽培しているため水害を受けやすく、また近年は高齢化と鳥獣被害も発生し出したことなどから、生産者が減少してきた。 ボックス式栽培は㈱フォスが特許を取得した方法。特殊なプラスチックボックスと地下水を使って気候条件がそろえばどこでも栽培でき、コスト、自然災害の影響が軽減するほか栽培期間も短くなり、収入アップが見込まれている。 |
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