印南町が建設を進めている浜東地区の避難タワー建設工事は着々と進み、 このほど外観が出来上がった。 近い将来発生するとされている大地震による津波への備えで、 2月中の完成を目指す。
工事は昨年秋から整地などに取り掛かってきた。 タワーの上部には夜間の停電時でも場所が分かるように太陽光発電式の誘導灯も取り付けた。 現在はタワーの下の舗装工事などを行っている。
避難タワーは鉄筋製の高台で、 避難場所まで間に合わない場合、 波が引くまでの一時避難所。 浜東タワーへの避難対象世帯は26世帯67人で、 うち9世帯21人が高齢者。 海岸沿いのため地震発生から14分以内に避難する必要があるが、 避難場所の要害山まで約400㍍と遠く、 また家屋倒壊で避難路の確保が困難になると予想されている。
建設場所は印南駐在所北約50㍍の駐車場。 タワーの高さは、 浸水予想の3㍍より高い5㍍。 広さは35平方㍍、 収容人数約70人で対象者全員をカバーできる。地元では完成後にタワーへの避難訓練なども計画している。
費用は924万円で、 施工は西ノ地の㈲丸高組(高岸義秋代表)。