トップページ > 印南町'政治・経済>

切目川ダム 完成遅れる可能性も

2009年12月27日

 国土交通省は25日、 国と38道府県が進める143のダム事業のうち、 国の補助を受け県が進めている印南町の切目川ダムを含む89の事業について事実上凍結する方針を明らかにした。 仁坂吉伸知事は10日の県議会12月定例会で 「国の補助金の有無で切目川ダムの必要性はかわらない」 と補助なしでも事業を進める考えを示しているが、 平成26年度の完成が遅れる可能性が出てきた。

 対象となる89事業はことし11月までに本体工事に着手していないダムなど。 国交省は来年夏にまとめるダム建設の新基準に基づき事業を継続するかどうか再検証し、 検証作業次第では補助金を減額する可能性を示唆した。

 県議会12月定例会では花田健吉議員が、 切目川ダム建設について仁坂知事に事業推進への決意をただし、 仁坂知事は 「補助金を凍結されたり補助率を下げられたりして、 時間がかかることになるかもしれないが、 事業は継続し、 完成させる」 と答えていた。

 今回の発表を受け地元切目川多目的ダム対策促進協議会の藤本良昭会長 (町議会議長) は、 「切目川ダムには利水、 治水、 水道水としての利用の3つの重要な目的がある。 仁坂知事の積極的な気持ちに期待するとともに、 今後も陳情などの活動を通じて完成へ向け取り組みたい」 と話している。

 切目川ダム建設工事は平成13年度から着手。 総事業費は約159億円で、 そのうち国が50%、 県が49%、 町が1%を負担。 本年度までに約70億円を費やしている。

関連記事

powered by weblio


 PR情報
 PR情報
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)