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清川の木の川地区で山祭り

2009年12月27日
写真:焚き火を囲んで酒盛りする参拝者ら

1227山祭り.JPG 山の恵みに感謝する山祭りが、 ことしもみなべ町清川の木の川地区で行われた。 子どもからお年寄りまで約20人が参加し、 森林の中に祀られている山の神 (犬神) に山仕事の無事を祈願した。 古くからの習わしで、 焚き火を囲んでサンマを焼き、 酒盛りも行った。 参加者らは 「世代を超えて交流するいい機会」 と話していた。

 昔から旧暦11月7日に行われていたが、 新暦だと年を越して1月になることもあるため木の川地区では毎年12月中に行っている。 同区内の新屋敷地区町道から山道を約300㍍登ったところに祠 (ほこら) が建てられ、 山の神が祀られている。

 ことし祭り当屋となった長瀬正夫さん (80) 宅では前日、 近隣住民が持ち寄ったもち米でもちをつき、 供え物のお神酒、 サンマ、 根菜類の煮物などを用意して祭りに備えた。 当日は午後から現地に向かい、 山の神に手を合わせて山仕事の無事を祈願した。 このあと祠付近にある広場で焚き火を囲んで酒盛り。 供え物のサンマを焼き、 持参した煮物と酒をじっくり味わった。 女性や子どもらも煮物やサンマに舌鼓を打ち、 会話を弾ませて親ぼくを深めていた。 最後にはもち投げが行われ、 参拝者らは宙を舞うもちの奪い合いを楽しんだ。 長瀬さんは 「祭りを通じて住民が交流できる。 地域の伝統文化として後世に残していきたい」 と話している。

 清川地区内ではこのほか軽井川や下大橋でも山祭りが行われているが、 以前は各地で広く営まれていたという。

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