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日高病院の診療管理棟建て替えへ

2009年12月27日

 市内の日高病院は25日までに耐震診断で補強が必要とされていた 「診療管理棟」 を建て替える方針を固め、 来年3月の同病院組合議会に設計費を計上する。 建て替えには多額の予算確保と建設場所がネックになっていたが、 県から経済危機対策事業の補助金の内示があったことと、 同病院敷地内の旧病棟を解体して跡地に建設が可能だと分かったことから予算化に踏み切る。

 診療管理棟は鉄筋コンクリート造り地上4階、 地下1階建て。 延べ床面積は5214平方㍍。 昭和53年12月に完成して31年が経過しており、 老朽化も進んでいる。 建物内には各種診療科や待合室、 受付ロビー、 職員・医師の事務室などがあり、 日高病院の拠点施設となっている。 耐震診断はことし7月に実施し、 建物全体の改修が必要と診断された。 ただ、 同棟では日々患者が診察や治療を受けており、 それを一定期間中断して工事を行うのは事実上不可能。 このため改修ではなく移転、 建て替えが必要となっている。

 しかし、 問題の一つは概算で26億円にものぼる建て替え費。 どのように捻出するかを県などと協議してきたところ、 経済危機対策事業で補助金が出されることになった。 また、 30年償還の企業債、 交付税措置なども活用すれば、 実質の負担は8億5000万円程度に抑えられる見通しだ。 一方、 建設場所については利便性から考えれば同病院の敷地内がベスト。 しかし、 現在利用できそうな敷地は西側にある駐車場ぐらいだった。 ただ、 駐車場だと一般病棟と距離が離れるため不便。 そこで目を付けたのが一般病棟のすぐ南にある旧病棟。 昭和39年に完成した建物で一部伝染病の病棟に利用している以外は倉庫として使っている。 老朽化も進んでいることからこの建物を解体して新棟の建設場所にする。 面積的にも十分だという。

 来年3月議会で予算が可決されれば、 平成23年3月までに新棟の設計と旧棟の解体を行い、 24年の春か夏には完成する。 25日の組合議会定例会では、 組合職員の給与に関する条例の一部改正など4議案を原案可決しただけで特に建て替えの報告や協議はなかったが、 患者の安心、 安全へ大半の議員は理解を示している。

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