南部仏教会 (原田武俊会長・新福寺住職) は12日に旧南部町内で、 「困っている人に善意を」 と恒例の歳末たすけあい托鉢を展開した。 宗派を超えた9カ寺の住職ら13人が参加し、 旧町内をくまなく歩いて回った。 38万7485円の善意の寄付が集まり、 みなべ町社会福祉協議会を通じて歳末たすけあい運動に寄付した。
昭和2年、 同会が設立したふたば幼稚園 (現南部幼稚園) の運営資金を集めるために始めたのがきっかけ。 戦後、 幼稚園の運営が軌道に乗ってからは、 歳末のたすけあい運動として行っている。 ことしで83回目。
堺の常福寺に集合し、 黒い僧衣を身に着けて出発。 鉦 (かね) を打ち鳴らしながら埴田、 山内などを托鉢して回った。法伝寺 (芝) の徒弟の田中随典君 (南部小学5年) と常福寺の畑﨑英定君 (田辺高校1年)、 みなべ町出身、 湯浅町在住の女性信者 (75) も僧侶らと一緒に参加。 午後1時から夕暮れまで約4時間にわたり、 10㌔を歩いた。 僧侶らの姿を見た住民らは 「托鉢は、 南部仏教会の恒例行事ともなっている。 困っている人に手助けをしたい」 と快く寄付金を差し出していた。 会員らは、 「住民の皆様からありがたい善意をいただいた」 と感謝していた。