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日高川水辺公園 野鳥観察小屋の整備凍結

2009年12月13日

 市は11日までに、 藤田地内日高川河川敷にあるふれあい水辺公園整備事業Bゾーンの計画を一時休止する方針を固めた。 計画の中ですでにグラウンド、 バスケットコートは完成し利用されているが、 さらに遊歩道、 野鳥観察小屋などの整備を予定していた。 しかし、 市の厳しい財政状況を考慮した上で 「野口側のAゾーンは完成しており、 現状でも十分」 と判断した。

 ふれあい水辺公園整備計画は平成7年度からスタート。 14年度末までにAゾーンとなる野口側にはゴルフ場、 せせらぎ広場、 ゲートボール場、 オートキャンプ場など、 Bゾーンとなる藤田側にはグラウンドやバスケットコート、 トイレを整備した。 事業費は10億円にのぼる。 これでAゾーンの計画は完了したが、 Bゾーンはまだ途中。 現在、 グラウンドがある場所から下流に向かった河川敷面積3・5㌶が残りの計画区間となっている。 ふれあい水辺公園整備事業は県の河川敷護岸整備事業とともに進めており、 Bゾーンの残りの計画用地の護岸については19年度までに終了したことから、 市は"上物"の具体的計画を練っていた。 それによると、 遊歩道、 サイクリングロード、 芝生広場、 野鳥の観察小屋などの案が出ていた。
 
 市内を流れる日高川河川敷はもともと自然のままで親水エリアとして利用できるような状況ではなかったが、 ふれあい水辺公園整備事業の推進でスポーツ振興、 観光、 憩いの場として活用できるよう大きく変化。 景観の美化にもつながっている。 市は 「さらにBゾーンの計画を進められればそれに越したことはないが、 当初の目的である 『良好な水辺空間の創出』 ということについては一定の成果を上げている。 限られた予算の中で各種事業に優先順位をつける中、Bゾーンの整備計画は凍結せざるを得ない」と話している。計画はあくまで一時休止であり、白紙撤回する予定はないが、財政状況などから今後の整備計画再燃は期待薄といえそうだ。

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