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山本君が野球から転身、角界入りへ

2009年12月 4日
写真:活躍を誓ってこぶしを握る山本君

1204②.jpg 御坊中出身で高校野球の強豪私立大阪産業大学付属高校野球部3年の山本大義 (ひろよし) 君(18)が、 大相撲九重親方 (元横綱千代の富士) にスカウトされ、 角界入りすることが決まった。 185㌢、 120㌔の恵まれた体格に加え、 活躍の場をダイヤモンドから土俵に変えても 「不安はない」 という強い精神力をあわせ持った地元期待の新星。 「いつかは横綱になりたい」 と張り切っており、 今後の活躍に注目が集まっている。

 小学3年から御坊少年で野球を始め、 中学、 高校と白球を追いかけてきた。 「相撲は小学1年のときに1年ほどやっていましたが、 初心者同然です」 とほとんど経験はないが、 野球で鍛えた体力と根性で角界ではもちろん頂点を目指すつもりだ。

 相撲との出会いは、 高校2年から3年になることし春。 傷めたヒジを診てもらっていた同校専属のトレーナーが、 大相撲大阪場所では九重部屋のトレーナーを務めていたことから、 体格、 根性とも申し分ない山本君に「一度でいいから稽古を見に行かないか」 と勧めてきた。 相撲にはそれほど興味を持っていなかったが、 出稽古を見学して 「面白そう」 と同時に 「自分にもできるんじゃないか」 との思いを抱き、 部屋で食事をしながら九重親方から直々に 「高校を辞めてうちの部屋にこないか」 とスカウトされた。 その場で 「高校を卒業したら来ます」 と返事し、 夏の高校野球府予選が終わってからは、 大好きな野球から相撲にスイッチを入れ替え、 部屋入りへ向けてヒジの手術も済ませ、 上半身や下半身を鍛えるトレーニングを積んできた。

 学校は来年1月の卒業式を残すだけで、今月中旬には部屋入りする。2日には中学時代、高校進学を控えて3年の夏から所属していた硬式野球由良シニアの恩師、 原政治監督に角界入りを報告。 原監督から 「飛ばす力は中学時代からピカイチで、背筋力や負けん気の強さも格闘技に向いている。いままで支えてくれた家族やみんなに恩返しするためにも、関取になって帰って来い」、 両親の栄二さん (46) と美和さん(37)からも 「自分の選んだ道なので、しっかり頑張れ」 とエールを受けたという山本君。 「野球や寮生活で体力と根性、上下関係はしっかり鍛えられてきましたので、 部屋入りに不安はありません」 ときっぱり。 目標の力士は部屋の先輩・千代大海といい、 「早く幕内に上がれるように一生懸命やります。将来の夢は横綱です」とこぶしを握り、 両親には 「産んでくれてありがとう。頑張ってきます」と活躍を誓っている。

 御坊市出身の力士は、幕内木村山(27)=春日野、東洋大=、三段目栃ノ島(22)=春日野、箕島高=に次いで現役3人目。山本君は部屋入り後、相撲学校で勉強しながら関取目指して稽古を積んでいく。

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