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みなべで県防災研修会

2009年11月25日
写真:地元のパネラーが防災で意見交換

1125⑤.jpg 県防災研修会が22日にみなべ町保健福祉センターで開かれ、 「災害から命と暮らしを守るために~地域防災力の強化~」 をテーマにパネルディスカッションを行った。 住民ら約250人が出席。 専門家や災害ボランティア経験者ら地元パネラー4人が 「地域にはリーダーが必要だ」 など意見を出し合い、 有意義なひとときとなった。

 コーディネーターは富士常葉大学環境防災学部の木村玲欧准教授。 パネラーは埴田区自主防災会の天野仁会長、 紀州梅の郷救助隊の尾﨑剛通隊長、 みなべ町消防団の西村弘次団長、 日高広域本部南部出張所の射場茂基所長の4人が務めた。 現状の防災活動について天野会長は、 課題点として 「防災行事などで、 地区内の新興住宅地からの参加率が低調。 人的な交流が少なくなっている」 と問題点を説明。 西村団長も 「これから活躍してもらいたいような若者が団を脱退することもある」 と課題を挙げた。 尾﨑隊長は 「各被災地で復旧ボランティアを行ってきた経験からいうと、 強力なリーダーが存在し日頃から交流を持っているような地域はスムーズに復旧していたと言える。 地域によっては、 日頃からの交流がなかったため復旧がうまく進まなかったというケースもあった」 と話した。 射場所長は防災の取り組みを通じた地域とのつながりについて 「住民からの依頼で、 消火器の使い方や救急手当てなどの講習会を開いている」 と、 連携して取り組んでいる事例を紹介。 今後の提案では、 尾﨑隊長が 「町内の34地区に自主防災組織ができているが、 防災だけでなく、 東本庄地区で立ち上げている自主3防会のように、 防火・防犯・防災に目的を広くもった組織にしていくことを検討してもらいたい」、 天野会長は 「各地区の自主防災組織が普段から横のつながりを持ち、 災害時の対応などについて深く協議できる場が必要」 と述べた。 コーディネーターの木村准教授は 「専門知識を持った人材を育成し、 地域にパワーをつけることが重要だ」 とアドバイスした。 パネルディスカッションの前には木村准教授の基調講演も行われ、 「災害文化の継承~過去の地震の教訓を次の東南海・南海地震に活かすために~」 をテーマに語った。

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