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日高町町民アンケ 防災の課題くっきり
2009年11月12日
3人に1人、 逃げる場所知らない―。 日高町は、 第5次長期総合計画 (平成23~32年度) 策定の参考資料にするため今夏実施した町民アンケート調査の結果をまとめた。 近い将来、 東南海・南海地震の発生が予想される中、 「避難路・避難場所を知っている」 と答えたのは6割にとどまり、 防災意識高揚の取り組み推進などの課題が浮き彫りとなった。 調査対象は20歳以上の町民で、 1000人を無作為抽出。 調査員が配布、 回収作業を行ったことで有効回収率は90・9%と高かった。 内容は 「まちへの愛着度と定住意向」 から始まり 「まちの現状と今後の取り組み」 などについて16の設問があり、 ほとんどが規定の回答の中から選択する方式を採用。 最後に、 自由意見欄も設けた。 「日ごろの行動」 についての項目をみると、 「避難路・避難場所を知っている人」 は60・9%。 近年町担当課でも懸命に広報を続けているが、 結果はほぼ3人に1人、 37・7%が 「知らない」 となった。 「知っている率」 は、 津波被害が心配される比井崎地区が91・5%。 内原地区は51・3%しかなかった。 さらに 「この1年間に防火・防災訓練に参加した人」 も22・6%と低く、 今後の課題となりそうだ。 「まちへの愛着度」 は、 「愛着を感じている」 70・1%、 「感じていない」 は6・6%。 「感じている」 の理由としては複数回答可で 「自然環境が豊か」 68・9%、 「生活環境施設が整っている」 29・5%となった。 「まちの問題点」 では 「働く場が不十分」 63・5%、 「産業の活力が不十分」 40・0%と産業振興を求める声が目立ったが、 「今後の定住意向」の問いでは 「住み続けたい」 が71・9%にのぼり、「住みたくない」 はわずか4・0%だった。 「まちの各環境に関する満足度」 (複数回答可) の項目は、 上水道、 し尿処理、 生活廃水処理の状況が 「満足度」 の高いベスト3。 逆にワースト3はバスの交通、 公園・緑地の整備、 道路の整備となった。 「まちの各環境に関する重要度」 (同) では 「重要」 のベスト3には医療体制、 保健サービス提供体制、 消防・救急体制が入り、 ワースト3には国内外との交流活動、 バス交通の状況、 文化遺産の保存・活用となった。 「今後のまちづくりの特色」 (同) の設問には 「健康・福祉のまち」 を望む人が42・4%。 「快適住環境のまち」 32・6%、 「子育て・教育のまち」 27・7%が続いた。 自由意見欄には、 水道料金の値下げ4件、 高齢者福祉の充実5件、 企業の誘致6件、 教育の充実4件などが寄せられた。 町担当課は今後、 町内の産業、 福祉、 高齢者など各種団体からも意見を聞き、 計画策定の参考にする。 計画は平成22年度末完成。 |
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