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毎日農業記録賞で南部高校の林君が優良賞

2009年11月 8日
写真:優良賞を獲得した林君

1108⑤.jpg 農業に対する考えを作文で表現する毎日農業記録賞の入賞者が決まり、 高校生の部で南部高校2年の林尚嵩君 (16) =みなべ町東本庄=が優良賞に選ばれた。 入賞作では▽病害虫に強い梅の品種開発▽安全で安心な農作物の提供▽消費者の顔が見える農業経営―を主張した。 受賞の知らせに 「頑張って書き上げたので、 とてもうれしい。 今後の学習の励みになる」 と喜んでいる。

 毎日新聞社主催。農業を取り巻く環境は厳しいが、農業従事者に活力を得て希望を抱いてもらおうとことしで37回目の開催になる。一般と高校の部で全国から作品を募った。

 林君の作品のテーマは「就農に想う」。父の尚和さん(47)の梅栽培をする姿に憧れ、小学低学年の頃から作業を手伝うなど農業に触れてきた。中学生の頃には梅の剪定をマスター。難しい作業を覚えるたびに尚和さんが喜んでくれる姿をみて、一層農業に興味を持った。「姉2人がいるが長男で、小さい頃から農業を継ぐという考えは当たり前に持っていた。いま振り返れば、父が自分に農業への興味を持たせ、後継者として育てるという計画だったのかもしれない」という。作文では現状の梅栽培の課題を取り上げ、後継者不足や高齢化、安価な中国産梅干しの流通による国産品の消費や価格低下などの影響を指摘。今後は大学進学を希望し、「病害虫に強い梅の新品種開発を研究したい」と抱負をつづり、「病害虫に強い品種をつくり出すことで、農薬散布が少なくて済む安全で安心な農作物を提供したい」と主張。経営についても「農業は3K(きつい、汚い、格好悪い)と言われるが、これからは『格好いい』『感動がある』『稼げる』の3Kに変えたい」と意気込んでいる。地区入賞9編も決まり、高校生の部で同校3年、堀口拓児君(17)の「奉仕活動を通じて」が選ばれた。一般の部では、御坊市野口、西川史八さん(32)の「我が家の基本理念」が入賞した。

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