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県が12月議会に33億円の補正予算提案

2009年11月21日

 県は27日からの県議会12月定例会に、 約33億円追加の平成21年度一般会計補正予算を提案する。 うち約26億円は災害拠点病院等の医療施設耐震化、 市町村の消費生活センター新設のための基金積み立てで、 その他の主な事業は弾道ミサイル発射情報や緊急地震速報等を素早く地域の防災無線で流す全国瞬時警報システム (J―ALERT) の市町村の整備などがある。
 
 今回の補正は約33億200万円の増額で、 補正後の一般会計予算の総額は5925億6700万円。 前年度と比べると12月補正は1億2700円増、 12月補正後現計は773億9900万円の増となる。 補正予算の歳入は30億7200万円が国庫支出金で、 地方交付税が2億1000万円、 県債が1300万円など。 補正予算の主な事業をみると、 災害拠点病院等の医療施設耐震化臨時特例基金の造成が25億4561万3000円と最も大きく、来年度以降、まだ耐震化が終わっていない2カ所の災害拠点病院など6病院の耐震化事業に補助を行う。

 その他、消費生活相談窓口の充実・強化に取り組む市町村を支援するため、国の地方消費者行政活性化交付金を活用した基金の追加造成に4959万6000円。徳島と和歌山を結ぶ南海フェリーの運賃割引延長(来年3月末まで) のための負担金が6000万円、新型インフルエンザワクチン接種の低所得者の接種費用無償化に4億4914万1000円。弾道ミサイル情報や津波警報、 緊急地震速報などを住民に瞬時に伝えるためのJ―ALERTの市町村の整備に1億8285万9000円など。

 J―ALERTは国民保護対策として国が全国の市町村に整備を進めており、県内もほぼすべての市町村が計画。北朝鮮のミサイル(テポドン等) が飛んできたり、数秒後の大地震の揺れを察知した際に出される緊急情報が通信衛星で県のアンテナを通じて市町村に届き、 市町村はさらに防災行政無線の自動起動等で住民に知らせる仕組み。県によると、現時点では日高川町や印南町、和歌山市、 田辺市など8市町が先行してシステム整備を完了、または整備中で、これらのまちは今回の予算でシステムのバージョンアップなどを進める。東京からの情報発信から市町村の受信までは約1秒といわれている。

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