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渋滞中の高速で追突多発
2009年10月23日
高速道路料金が週末を中心に値下げされた3月下旬以降、県内の高速道路上での交通事故が急増していることが、県警高速隊の調べで分かった。4月から9月末までの半年間で人身事故は3割増、物損事故も2割増えた。渋滞がひどい海南以南の区間に集中し、とくに週末に追突するケースがほとんどで、重大事故は少ないものの片側1車線しかないため、事故の影響で渋滞がさらに伸びる傾向にあるという。 ことし1月から9月末までの人身事故は87件で前年同期比16件増、物損事故は397件で同じく71件増えている。このうち料金が1000円に値下げされた以降の半年間だけでみると、人身62件で前年同期比18件増、物損は291件で61件増えた。とくに夏休み中の7・8月だけをみると、人身は20件で4件増えただけだが、物損は157件で47件も多くなっている。 8月末現在のデータだが、人身事故77件のうち土・日曜だけで全体の58%となる45件、形態は追突が67件で全体の87%も占めており、週末に白浜方面の下り線は阪和道下津トンネルを先頭にした朝の渋滞、和歌山方面の上りは同じく阪和道長峰トンネルから続く夕方からの渋滞中に追突してしまうケースが目立っていることが顕著に表れている。追突の原因のほとんどがわき見で、長い渋滞で注意力が散漫になるとみられている。事故を区間別(8月末現在)で見ると海南―広川間が154件で最も多く、広川―御坊間は42件(人身11件、物損31件)、御坊―みなべ間は58件(人身10件、48件)となっている。 渋滞中の追突のため、大ケガをするケースはほとんどないが、片側1車線の道路では事故の影響で後続車が足止めをくうケースも多く、渋滞をさらに長くする要因にもなっているという。高速隊では「ことしは交通死者が1人で前年同期から5人減っているが、事故件数は増える一方。ドライバーの皆さんはこの現状をしっかり認識して、とくに週末の渋滞中は注意してほしい。これから秋の行楽シーズンになりますが、疲れたと感じたら休憩するよう心がけてほしい」と呼びかけている。 |
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