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市の文化賞に西本医師ら

2009年10月18日
写真:西本さん㊤と表千家御坊松蔭会㊧と裏千家御坊淡交会の皆さん㊨

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 市は16日、 平成21年度文化賞を発表した。 個人は45年間にわたり地域医療に貢献している市内島174―13、 西本医院開業者の西本利吉さん (76) で、 団体はいずれも伝統文化の茶道の普及に尽力している表千家御坊松蔭会 (塩崎順子代表) と裏千家御坊淡交会 (下田弘子代表)。 表彰式は11月2日午前10時半から市民文化会館小ホールで行われ、 賞状と銀杯が贈呈される。

 文化賞の表彰は昭和51年度から実施して34回目。 今回の受賞者を含めて63個人、 19団体となった。 受賞者の功績は次の通り。

 西本さん 昭和39年に県立医科大学大学院を卒業後、 田辺市内の玉置病院副院長、 日高病院内科医長を経て44年から西本医院を開業。 以来、 地域住民に親しまれ信頼される医師として往診はじめ在宅医療を中心に地域医療に携わった。 そのかたわら47年から学校医として市内の児童、 生徒らの健康保持、 増進を図り、 61年から小・中学校を対象にした生活習慣病予防検診を実施するなど学校保健の向上にも尽力した。 51年からは県の嘱託警察医、 61年から特別養護老人ホームの嘱託医、 無医地区の診療所管理者のほか、 介護保険制度の認定審査員長も務めるなど、 地域医療の先駆者として昼夜を問わず献身的かつ強い使命感を持って従事してきた。受賞に際し「感謝と恐縮の気持ちでいっぱいです。御坊の生まれだから少しでも御坊のために役立ちたいという思いでやってきました。院長は4年前に息子に譲りましたが、まだまだ診察などを行っています。できる限りこの地のために頑張りたい」と話している。

 表千家御坊松蔭会 昭和42年に地域の教授者研修を目的に設立。会員は現在17人。毎月研究会を開いて会員の自己研さんに励みながら、 市文化祭の参加行事として茶会の開催や隔年の表千家同門会県支部行事で茶筅供養祭などを催している。また、54年に設立した「松露会」へ毎月1回講師を派遣して「お茶をいただく作法」など日本文化の伝承に努める一方、市街地で開催していた宮子姫まつりや小竹八幡神社夏祭りでの協賛釜などで多くの人をもてなした。

 裏千家御坊淡交会 昭和58年の市文化協会加盟を機に地域文化振興と教授者研修を目的に活動。 会員は現在22人。 茶道が自然体のままで季節感を大切にして「もてなし」「しつらえ」を基本とした生活文化であることを踏まえて、伝統的な日本文化の継承と伝承に努めてきた。市文化祭の参加行事である茶会や小竹八幡神社夏祭りでの協賛釜を催している。 また、 県支部行事の研究会やゼミナールにも積極的に参加し、 会員相互の親ぼくと研さんを重ねている。


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