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御坊保健所管内のチャイルドシート着用率アップ

2009年9月30日
写真:命を守るチャイルドシートの着用率は年々アップ

0930②.jpg 御坊保健所が乳幼児健診時に実施したチャイルドシート着用率意識調査で、20年度は89・4%を記録し、調査を開始した平成2年以降最も高くなっていることが分かった。秋の交通安全運動に合わせて、調査結果を発表。とくに1歳6カ月児と3歳児はともに前年から5ポイント以上の大幅アップ、5年連続の上昇となり、健診時の地道な啓発効果で保護者の意識が高まっていることが顕著に表れている。

 調査は同保健所管内の4カ月児、1歳6カ月児、3歳児の3つのカテゴリー別で行い、各健診前にアンケート用紙を配布。健診当日に回収する方法で19年間続けられている。20年度の受診者は4カ月児509人、1歳6カ月児540人、3歳児534人で、回収率は約95%。
 
 10年前の平成10年では最も高い1歳6カ月児で69・3%、4カ月児で61・5%、3歳児はわずか19・4%にとどまっていたが、道路交通法改正で着用が義務付けられた12年には1歳6カ月児と4カ月児は90%台、3歳児も70%台に一気にアップ。義務化効果はてきめんだったが、時間が経つにつれて意識が薄れたのか徐々に下降傾向になり、16年には1歳6カ月児が82・7%、3歳児は67・6%になるなど義務化以降最も低い数字となった。
 
 この現状を打破しようと、保健所では17年度から健診時を中心に、「事故による死亡・重傷率は非着用が着用の倍以上になる」などデータを示して保護者らに呼びかける活動をスタート。以降、着用率は再び上昇し始め、20年度は1歳6カ月児が過去最高の94・9%となり、前年比5・9ポイント上がって5年ぶりに90%台に回復。3歳児も前年比7・8ポイントアップの79・1%と過去最高タイ。4カ月児は前年から0・7ポイント減ったものの94・2%と高い水準を維持しており、3つを合わせた着用率はこれまで最高だった平成12年の86・9%を2・5ポイント上回った。
 
 保健所では「保護者の皆さんの意識が高まっていることがうかがえる。これからもチャイルドシートが子どもの命を守ってくれることを地道に訴えていきたい」と話している。
 
 チャイルドシートのほか、誤飲や浴槽で溺れるなど子どもに多い事故についてもアンケート調査しており、実態を把握しながら予防対策の徹底を求める啓発を続けていくとしている。

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