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出口、末政さんがねんりんピックサッカーでV

2009年9月19日
写真:金メダルを手に出口さん㊧と末政さん

0919⑥.jpg 60歳以上のスポーツ、文化、福祉の祭典、第22回全国福祉祭「ねんりんピック北海道・札幌2009」サッカー交流大会がこのほど開催され、美浜町の出口康男さん(60)と同じく末政円月さん(60)がメンバー入りした県代表の和歌山毬游(きゅうゆう)倶楽部が、9回目の挑戦で初めて金メダル(ゾーン優勝)を手にした。2人ともDFとして3試合を無失点に抑え、末政さんは1ゴールも決める活躍ぶりで、勝利に大きく貢献した。

 全国から56チームが出場し、4チームずつ14ブロックに分かれてそれぞれ優勝を争った。和歌山は初戦で地元の札幌シニア60選抜と対戦。前半から攻めながらも決めきれず、リズムが崩れかけていたとき、右サイドバックの末政さんがゴールエリアの外から目の覚めるような強烈なミドルシュートをたたき込んで先制。これで流れをつかみ、3―0で勝利した。勢いに乗ったチームは2日目の仙台フェニックス戦を1―0で勝利し、最終戦となった大分OBサッカークラブ元老とは0―0で引き分けたものの、勝率1位で栄冠をつかんだ。出口さんはセンターバックとしてディフェンス陣を統率し、3試合を失点ゼロに抑えた。2人は昭和46年の和歌山国体からずっとチームメートで、ねんりんピックは初出場。「優勝なんて和歌山スポレク以来19年ぶり。最高においしい酒が飲めました」と金メダルを手に笑顔がはじけていた。
 
 出口さんは愛知県、末政さんは大阪出身で、同い年の2人は教員として昭和46年に和歌山にやってきた。出口さんは日高高校、末政さんは御坊商工(現紀央館)のサッカー部監督として着任し、ともに和歌山国体教員チームのメンバーとして出会ってからの付き合い。国体は9年連続出場し、出口さんはDF、末政さんはFWとしてチームを牽引し、2度の準優勝に導いた。末政さんはことし3月に退職するまで高校サッカー部監督を続け、出口さんは御坊商工を選手権県大会決勝まで導いたほか、11年半で教員生活を終えてからも日高サッカー協会の会長を務めるなど普及に尽力。日高地方のサッカーの礎を築いたパイオニアの2人は、「いつか地元の高校が全国大会に出場して、国立へ応援に行くのが夢」と声をそろえ、いまでもサッカーにかける情熱は人一倍。プライベートでも仲良しで、「このまま楽しく酒を飲みながらサッカーを続けていければ」と声を弾ませていた。

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