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市議会核燃委 反対請願を不採択

2009年9月15日
写真:誘致反対を求める請願を挙手で採決

0915①.jpg 市議会中間貯蔵施設調査特別委員会 (西本和明委員長) は14日に開かれ、 御坊への使用済み核燃料中間貯蔵施設誘致に反対する請願10件で審査。 請願に対して反対9人、 賛成3人の反対多数で不採択にすることを決めた。 反対委員からは 「誘致する話がない中、 委員会で誘致しないことを求める請願の審査はなじまない」 との意見が出された。 これで誘致話が一気に加速することにはつながらないが、 7年間の請願審査にようやく決着がついた。

 最初に共産党の楠本文郎、 橋本武人議員が 「委員会の場でまだ安全性の論議がされていない」 「請願者を招いて聞き取り調査をすべき」 との意見を出し、 まだ委員会として調査、 研究すべき課題が残されているとの見解を示した。 これに対して1期生の平井俊哉、 山本直治、 村上宗隆、 山田勝人議員が 「使用済み核燃料施設に関する一定の調査、 研究はできた」 「安全性などどう分析するかは議員個々に判断できる」 などと、 委員会の調査研究は十分であるとの意見を出した。
 
 しかし、 ここで議長の上田季児委員が 「調査すべきテーマはまだある」 としながらも 「請願の取り扱いを先にやるべき」 と発言したことで、 一気に請願を採決するムードに。 森上忠信副委員長は 「だれも誘致するとはいってないのに、 なんで誘致しないことを求める請願が出てきたのか。 この請願の意味が分からない」 とし、 中野武一委員も 「この委員会は施設の安全性を調査する機関であり、 請願の審査はなじまない」、 向井孝行委員も 「エネルギー問題の中で調査しているだけ。 民主党はCO2削減25%を掲げているが、 そんな中でもなおさら研究すべきではないか」、 山本清司委員も 「委員会で調査、 研究することが誘致に近づいているとはいえない」 などと、 いずれも請願の採決に異論がない考えを示した。 これに対して田端範子委員らは 「委員会を設置していること自体が誘致の可能性を含めていると考えている。 請願を不採択にすれば誘致に一歩近づく」 「採決前に請願人に話を聞くべき」 などと、 採決に待ったをかけた。 最終的には西本委員長が判断して、 反対請願の採決を行った。 委員長を除く12人の挙手で、 請願に賛成した3人は共産党だった。 反対した保守系9人の中には施設誘致反対者もおり、 この請願の不採択が誘致推進に直接つながるものではないが、 一つの大きな区切りとなった。 請願については定例会最終日となる16日の本会議でも諮られるが、 同様の結論になる見通し。
 
 上田委員長が 「調査のテーマはまだある」 と発言したことについてこの日の委員会で説明はなかったが、 議会閉会中にも委員会が開かれ、 今後の取り組みや方向性などで話し合われるとみられている。

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