日高川町は、 有害鳥獣対策を目的とした「環境警備隊」 を結成。 11日に役場で出発式が行われた。
警備隊は玉置俊久町長が発案した全国的にも珍しい取り組み。 隊員は猟銃などの資格保有者で川辺、 中津両地区から各3人を選んでおり、 2人体制で連日田畑など巡回。 駆除や追い払いと鳥獣の個体数や被害状況の調査で農作物を天敵から守るほか、 餌になるゴミなど不法投棄防止の啓発も行う。
式では玉置町長が 「農作物への被害は大きく深刻な問題で、 捕獲檻、 電気柵など受け身的な防護策は講じているものの、 うまくいっていない。 適正な個体数にして環境を守っていただきたい」 と激励。 このあと隊員は軽トラックに乗り込み、 早速巡回を開始した。 県の雇用対策基金の活用で、 賃金は日額5500円と捕獲による報償費。 美山地区については隊員を選考中。 今年度は狩猟解禁前の10月末 (延長もある) までの試験的実施で、 成果があれば、 来年度からは4月から10月まで半年間にわたって行う。
同町の野生鳥獣による年間被害額は毎年2000万~3000万円にものぼり、 昨年度で2100万円。 日高地方管内で最も被害が大きい。