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戦力分析・田辺西牟婁編

2009年8月27日
写真:玄関口となる田辺駅周辺の振興は?

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 衆院選の戦力分析第3弾は大票田の田辺・西牟婁。 地元候補という人気で元県議の民主党新人玉置公良氏 (54) =白浜町堅田=が先行していたが、 経済産業大臣の自民党前職二階俊博氏 (70) =8回・市内島=が人海戦術を駆使して猛追。 終盤にきて両陣営が大接戦を繰り広げている。 一方、 幸福実現党新人湊侑子氏 (26) =田辺市栄町=は苦戦を強いられながらも、 無党派層の取り込みに全力で当たっている。

 玉置陣営 郡市とも自民支持層に大きく食い込んでおり、 前哨戦から有利な戦いを進めている。 なかでも田辺市は和歌山第2の都市とあって、 全国的な民主旋風同様、 無党派層からの支持も大きい。 第一次産業の衰退、 公共事業の減少、 生活や将来不安が追い風要因。 根強い組織の壁はあるが年齢、 性別、 職業を問わない変革へのうねりが起きている。 ボランティアら運動員も日に日に増加。 元市幹部や県議らの応援もあり、 確実に前回の相手票を切り崩している。 地元の白浜を中心に上富田、 すさみ各町の郡部と龍神、 本宮を除く中辺路、 大塔の旧町村は衆院選敗戦からの県議当選4回を支えてきた地盤。 「ふるさとに与党議員を」 と勢いづく。 この流れが30日の投票日まで続くかがかぎ。 ここでの勝利、 大勝がVへの絶対条件になる。
 
 二階陣営 西松問題のマイナスイメージの影響を最も強く受けている地域。 市長や周辺町長、 商議所、 一部企業、 県議などの支援を受けているが、 末端まで行き届いておらず、 組織力が機能していない一面もある。 また、 新風会とは別に、 各市町に選対本部を立ち上げてカバーを目指すが、 半数の県議が他候補を応援しているなどで、 有田や御坊のように盤石の態勢とまではいっていない。 ただ、 他地域の有力者も動員して市部で実施した運動員500人の大規模ローラー作戦が功を奏して猛追。 ことしに入って高速御坊―田辺間の4車線化に750億円もの予算をつけた実績も徐々に浸透してきた。 龍神村、 本宮町では観光や道路整備への期待票も集まっている。 前回票から大幅ダウンは必至だが、 後半の攻勢ムードは最高潮だ。
 
 湊陣営 田辺市に3区内で唯一の事務所を置いていることもあり、 支持母体となっている宗教法人 「幸福の科学」 の信者や支援者など運動員が全力を挙げてアピール。 大票田の激戦地の中、 他党支持層ながら応援を申し出る"影のファン"もじわじわと増加。 組織力などはほか2候補に及ばずとも、 湊氏の同世代をはじめ一部若者層の票は取り込めそうだ。

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